サンムーン シーズン6のダブルレートで使用した構築について記事を書きました。色々と課題を感じました。反省点ばかり綴るとは思いますがご容赦ください。
使用構築
ポケモン | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 特性 | 持ち物 |
---|---|---|---|---|---|---|
ボーマンダ | すてみタックル | はねやすめ | まもる | いかく→スカイスキン | ボーマンダナイト | |
バンギラス | いわなだれ | かみくだく | けたぐり | まもる | すなおこし | じゃくてんほけん |
ドリュウズ | じしん | アイアンヘッド | いわなだれ | まもる | すなかき | ジメンZ |
ギルガルド | シャドーボール | ラスターカノン | ワイドガード | キングシールド | バトルスイッチ | たべのこし |
サンダー | 10まんボルト | めざめるパワー(氷) | おいかぜ | みきり | プレッシャー | いのちのたま |
モロバレル | キノコのほうし | いかりのこな | ギガドレイン | まもる | さいせいりょく | ゴツゴツメット |
構築考察経緯
上の構築になるまでに2度変更を経ています。
構築①
(コケコ@デンキZ:めざ氷/めいそう、ピッピ:守る/こご風/癒しの波動)
まずガルーラ以外で頑張ってみたいという想いから始まり、マンダコケコの並び強そう(小並)となったのでこの2体からスタート。この2体はマンダの苦手とする等の高耐久水に対してが圧力をかけることができ、コケコの弱点の地面技に対して浮いているマンダが一貫を防ぎ且つ威嚇によって物理方面でのサポートをしてくれています。とはいえスカーフの全体技は脅威であり、それを防ぐワイドガード要員としてギルガルドを採用。上述の事だけで言えばワイガ持が最も相応しいのですが、、、電気タイプに有利ないし対等に戦え、且つ遂行速度の速さを考慮するとギルガルドが適任かと思われます。次に天候パ対策として、対雨やマンダの苦手な高耐久水に対して有利に働くレヒレ。マンダ・コケコ・レヒレと積み技を持ったポケモンが3体いるのでそれらをサポートする。なにげにピッピは弱保バンギとの横の補完としても中々優秀で、ガルやランド等の格闘技から守れたり、ピッピと並ぶ事により相手の全体技を誘いやすく、コケコのマジシャ、レヒレの濁流、ランドのじしんを選択する事が多くなり、加えてピッピの特性フレンドガードでより安全にバンギの弱保を発動させることが可能になったと感じました。
構築②
(穏やかサンダー:めざ氷/熱風)
ピッピはそれなりに使い勝手は良かったのですが、攻撃面の役割が皆無でピッピを抜いて構築を変更してみました。ドリュウズを投入したことで電気耐性が上がり、じしんを撃ちやすくするために→に変更。バンドリの地面の一貫を無くせる電気枠、S操作要員としてを採用、追い風でレヒレを後押ししたい。サンダーとカグヤは対限界雨に対抗できると思ったがラグがいると置物になりがちだったのでなんとも。
構築③(最終使用構築)
(詳しい技構成については後述の個別解説で)
カグヤは打点が乏しく相手の処理速度が遅く今回の構築には不向きと判断しガルドに戻しました。6枠目のの採用理由については、ここまでの5体でカプ系が入っていないこと、相手の高耐久水等に比較的有利なこと、怒りの粉で積み技の援護や格闘技の引きつけ、そしてマンダの苦手とするらにフィールド下でもキノコのほうしが通るという点などがあげられます。カプがいない相手には特に活躍してくれました。
個別解説
特性:いかく→スカイスキン
性格:ようき
実数値:180-196-150-*-110-180(メガ前S158)
努力値:H76 A244 S188
S:最速霊ランド+1(メガ前)
H4霊ランド乱数1(25%)、A-1で霊ランド確定2
H振りクレセ確定2
A+1でH振りレヒレ確定1
H無振りメガゲンガー確定1、H振りメガゲンガー乱数1(75%)
A-1でHP実数値207メガガルを砂ダメ込乱数2(92.45%)
初手先発で出すことが多いのでメガ前の素早さを相手の最速霊ランド+1にしています。最速テテフがS161なのでそれ抜きに調整すべきです。はじめはおんがえしを採用していた分Aに少し余裕があったので。
竜舞マンダだがランドの使用率が1位な事と冷ビやこご風で致命傷を負いやすい、さらにZワザの登場で延命がしにくくなった事もあって中々扱いが難しく感じました。
特性:すなおこし
性格:いじっぱり
実数値:207-182-131-*-132-90
努力値:H252 A92 B4 D92 S68
追い風下で最速111族抜き、C特化レヒレのムンフォ最低乱数以外2耐え(砂)
本構築のMVP、弱点保険がめちゃつよでした。数々の不利対面を弱保発動で逆転に導いてくれました。相手のペリッパーより速くならないようにして同時に場に出た際の天候合戦に勝てるようにしています。多くの人はバンドリマンダのバンギはスカーフだろうと考えてしまうという点とカプの登場によるフェアリー技被弾の増加を逆手に取りました。コケコのマジシャが大好物。
ドリュウズ@ジメンZ
特性:すなかき
性格:いじっぱり
実数値:189-202-80-*-85-140
努力値:H28 A228 S252
ジメンZ
H振りガルドの守る貫通ダメ+ダブルダメじしんで確定1
A-1でH振りガルド乱数1(81%)
A-1で無振りウルガモス確定1(ダブルダメ雪崩はギリギリ耐えられる)
ORASから輸送したものをそのまま使っていて調整については覚えていないです。相手に威嚇サイクルをされるとなかなか辛い。選出率はそこそこ。他のポケモン以上にZワザが追い風になったポケモンではないでしょうか。ジメンZはなるべく温存してから撃つように心がけていました。
ギルガルド@たべのこし
特性:バトルスイッチ
性格:ひかえめ
実数値(シールド):160-*-171-112-174-84
努力値:H196 B4 C252 D28 S28
技:シャドーボール/ラスターカノン/ワイドガード/キングシールド
Dの調整は忘れました。受け出しが多いことが想定されてたのでたべのこし、使いやすかったです。ただ持ち物はゴーストZでもよかったかもしれません。実際Zワザをうてていれば勝ちという場面がかなりあったと感じたが、ドリュウズと一緒に選出することが多かったので難しいところ。Zにするならミラー対面を考慮してSに多めに振ることが望ましいと考えられます。(周りのガルドのS事情が非常に気になる)
サンダー@いのちのたま
特性:プレッシャー
性格:おくびょう
実数値:165-*-105-177-111-167
努力値:CS252 D4
技:10まんボルト/めざめるパワー(氷)/おいかぜ/みきり
H振りリザY乱数1(62.5%)
H振りレヒレ乱数1(31.2%)
H振りメガガル乱数2(66.7%)
ブレードガルド確定1
めざ氷:チョッキ以外の無補正霊ランド確定1、H4チョッキ霊ランド乱数1(25%)
借りた個体、貸してくれた紫苑さんありがとうございます。 相手のリザYを上から倒せるようにCS珠の型。(H振りだと62.5%の乱数なので安心はできないが)
最速プレッシャーなのでランド、テテフ辺りのスカーフ判断材料として機能して地味に偉かったです。ランドにあまりサイクルをされたくない構築なので、盤面次第ではあるがランドと対面した時は積極的にめざ氷を選択するようにしていました。
みきりについて、このサンダーはCSと耐久面は柔らかめなので、相手の猫騙しやZワザをいなす為に必要でした。何度か追い風、トリルターンを凌ぐのにも役立ちました。
特性:さいせいりょく
性格:のんき
実数値:219-*-134-105-103-31(S0個体)
努力値:H236 B252 D20
技:キノコのほうし/いかりのこな/ギガドレイン/まもる
HP:再生力の回復量最大調整(3n)
Dにあと48振れば特化ペリッパーの暴風を確定耐えすることができるのでそこまで振った方が使いやすいと思います、でないとペリ雨に何もできない。
選出
環境に多く見られた主なパーティーに当たったときの私の記憶に基づいた選出方法についてです。私の動かし方が必ずしも正解だなんて思ってないのであくまで参考程度に。また、取り巻きのポケモン次第ではこれらの選出はその限りではありません。
基本選出
先発:+(or
後発:+(or
シーズン最終日は約10戦連続でボーマンダを選出してませんでした。(できなかった)
対雨パ【限界雨()】
先発:
後発:
初手ペリルンパならマンダは引くかメガせず守るを選択、バンギは砂下ミズZは耐えることができるので弱保発動を狙う為に突っ張らせていっていました。初手にニョロトノがいる場合はカクトウZを警戒した上でなるべく被弾させないよう立ち回ります。
対
先発: or
後発:
初手コケコランドだった場合はランドのスカーフ判断やコケコデンキZを考慮しサンダーは守るかドリュウズに引く、その際マンダも守るかバンギに下げる。ランドを早めに処理するためにも優先的にめざ氷を選択していました。
対
先発: or
後発:
テテフグロスはお供にランドがいることがほとんどできつい相手。ギルガルドの扱い方が鍵になります。ギルガルドを大事に扱いグロスやテテフを処理していければ有利に運べる可能性が高い。ただアクZサザンドラはとてもとても辛いので、バンギで敢えて大地を被弾して弱保でゴリ押すみたいな展開にならないと勝ちにくかったです。
対
先発:
後発:
相手のバレルが先発に来ても大丈夫なようにマンダを先発で選出。状況を見てどちらかをガルドに引いて次ターンワイガで味方を守ります。このタイプのガオガエンはガオガエン Zの所有率が非常に高いので対面したら十分警戒。また、バンギはダブルダメハイパーボイス(砂)なら耐えることができるので敢えてくらって弱保で大きく削るとった立ち回りも行ったりしました。
対ミラー
先発:
後発:
バレルが比較的有利に働きます。 プレミや怯みがなければ戦いやすい相手かと。
対CHALKF系
基本選出
or
先発: or
後発: or
ガルクレセ、ガルサンダーが先発で出てきた時初手グロパンをしてくるガルーラが一定数いるのでマンダは臆さず捨て身でガルーラを削りにいく。
何はともあれ、苦手意識のある全国ダブルを最終シーズンからたくさん対戦をこなしてだいぶ感覚は養えたと思うので、ウルトラサンムーンへの糧にしていきたい。
見てくださりありがとうございました。